部活動紹介

美術部紹介

部活動名 美術部
基本情報

 

活動日程

≪美術部≫

月曜日 個人制作

水曜日 全体会(デッサン・素材研究)

金曜日 個人制作

 

【活動内容】

水彩・油彩・漫画・CG・切り絵などの平面作品

粘土・木彫・ボックスアート・FRPなどの立体作品

幅広く制作しています。

 

【主な展示】

〇秋の高校美術展への出品

〇文化祭での展示

〇校内ファンアート展『suki展』

〇その他校外出品・展示

〇3年生の卒展

 

美術部

美術部

【美術部】卒展

昨年11月の高校美術展を最後に部活動を引退した3年生。
3年間いろんな経験を積み重ねながら、様々な作品を生み出しました。
部活動自体は引退したのですが…これが、本当に最後の活動です。

3年生5人による「卒展」。本校昇降口にて展示開始です。

3年間でつくってきた作品が廊下いっぱいに並びます。
一つひとつの作品に、いろんな想いやエピソードが込められています。
顧問の私も「こんなこともあったなあ…」と思い出しながら並べました。

今回の展示のために新たにつくった作品や、習作も並びます。
それぞれの個性的な世界観が広がっています。

試行錯誤して何度も塗り重ねた絵の具の層や、近くに寄るとほのかに香るコーヒーなど、直接観ることでしか感じられない作品の個性があります。
3年生の高校最後の展示です、ご来校の際にはぜひご高覧ください。

【美術部】消しゴムはんこ制作

美術部では、絵画を中心とした制作を行いながら、その他さまざまな素材に触れて感性・知識・経験の幅を広げます。
今回は消しゴムハンコを制作しました。

まずはハンコに彫るイラストをデザインします。

トレーシングペーパーに描きうつしたものを消しゴムに転写。

いよいよ彫刻開始!これがなかなかに難しいんです。
消しゴムは柔らかいのでサクサク彫れますが、柔らかすぎて切れすぎてしまうことも。元に戻らないので、慎重に刃を入れます。
また、細い線を表現するには刃の入れる角度にコツがあるんです。みんな結構苦戦していました(笑)

1時間ほど彫り続けて完成!実際にインクをつけてみて、微調整して仕上げます。
部員同士でできたハンコを押して見せあっていました。

絵画はとても上手な生徒ですが、彫刻は苦手分野だったらしく、「無理!できない!」と叫びながら一生懸命彫った作品です。顧問も手伝って、シマエナガ、かわいく仕上がりました。

一人黙々と真剣に彫っていた1年生の男子生徒の作品。
線は少しガタガタしてしまいましたが、手作りならではの味がよく出ています。コアラの顔、かわい~!

ハンコ押すの楽しかったみたいです。笑
ぎゅうぎゅうに押し並べて、これに着彩しても素敵だろうな、と思います。

顧問のはんこです。文字を彫るのは難しい…!私自身、腕を上げられるよう頑張ります。笑

3年生が引退し、少し空間が広く感じるようになった美術室。
変わらず賑やかに活動してまいります!

【美術部】ベニバナ講演会

1月18日(土)に桶川市民ホールで開催されたベニバナ講演会。
美術部も科学部、書道部とともに作品を展示して会場を彩りました。

美術部からは計18点の作品を展示しました。
立体作品を制作していた部員もいたのですが…間に合わず。
またの機会にお見せできたらと思います。

小さな作品たちもひとつひとつ個性的で、丁寧に描かれています。
CG・オイルクレヨン・色鉛筆・アクリルガッシュ。素材も様々です。

パピエ・コレの連作も。
パピエ・コレとは、フランス語で「貼り付けられた紙」を意味します。
コラージュの一つですね。

初めての油彩画に挑戦した1年生2人の作品。
それぞれ大切な友人をモチーフに描きました。
影の色づくりや表現に苦戦していましたが、アドバイス一つで表現が大きく変わっていきました。
初めてでこの出来栄えはなかなか!と思います。
まだまだ伸びしろいっぱいなので、今後が楽しみです。

今年度の校外での展示はこれで最後になります。
この後は校内での展示を少しと、技術向上のための基礎演習や素材研究になります。
日々成長していく部員の姿、またお伝えしていきますね。

【美術部】ベニバナ講演会に向けて

更新しないまま日が経ち新年あけてしまいました…!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、1月18日(土)は桶川市民ホールにて、ベニバナ講演会が開催されます。
美術部は作品で会場を彩るため、制作に追われています。
部員たちは決してサボっていたわけではありませんが(笑)なぜかいつも締め切り前は「終わらない…!」と言いながら焦って制作をします。

初めてのオイルクレヨンに挑戦した作品。せっかくいい出来栄えなので、「サインを入れてはどうか」と伝えました。
丁寧に細い文字でサインを入れると、完成度も上がり、作品に愛着が生まれるんですよね。

初めての油絵に挑戦している1年生の二人も、だいぶ扱いに慣れてきたようです。
筆が動かず絵に変化が出ない状態から、積極的に絵の具を乗せ失敗するようになってきました。
「ここがうまくいかない」「どうしたらいいんだろう?」そんな気持ちが、成長のためには一番必要だと思っています。
なかなか筋の良い二人なので、今後の成長が楽しみです。

「絵が終わりません!昨年描いたものを展示します…!!」と言いに来た副部長。
慎重派の彼女は1枚の作品に長い期間をかけて取り組みます。
確かにこれは間に合わないなあ…と思いながらも、あきらめずに直前まで描くことを勧めました。
一度取り組んだものはどんなに時間をかけても必ず完成させること、と指導しています。
 

3年の齋藤さん。昨年末、副部長を引退しました。
これが高校最後の作品となります。好きなものをこれでもかと詰め込んだ作品を描いています。
彼女らしさが画面いっぱいに広がった魅力的な作品に仕上がっています。

1月18日(土)、ぜひ、桶川市民ホールでの展示をご高覧ください。
全ての作品が完成するかはわかりませんが!楽しみにしていただけると嬉しいです。

【美術部】個人制作 木彫

 夏休みがやってまいりました!
美術部の全体での活動もありますが、今週は個人作品の制作をしたい生徒が自主的に登校する期間です。夏休みの初日に元気よく登校したのは3年生の鈴木くん。木工彫刻で作品をつくっています。

 使用素材はクスノキ。顧問の友人の彫刻家から譲っていただきました。程よい硬さがある黄褐色の木です。クスノキには特徴的な強い樟脳の香りがあり、防虫効果があります。制作中は美術室がクスノキのいい香りでいっぱいになります。

 なかなか鑿や木槌の扱いに慣れずまだまだ危なっかしいですが…顧問も一緒に作品制作をしながら、アドバイスをしながら、見守っています。本日4時間ノンストップで制作!すごい集中力です。 

 さて、どんな作品が出来上がるのでしょうか。完成にはまだまだ時間がかかりそうです。

【美術部】水張り

 6月26日(水)の美術部全体会では、『水張りパネル』をつくりました。

  水彩画を描く時、紙がふにゃふにゃに波打ってしまった経験はありませんか。

 紙は水を吸うと膨張します。水をたくさん吸わせた箇所とそうでない箇所ができることによって、紙は波打ってしまいます。せっかく綺麗に絵を描いても、波打った紙は額縁に入れても綺麗におさまりませんし、見栄えも良くありません。

 それを防ぐために、描画前の白紙の状態で全体にまんべんなく水を吸わせて膨張させ、パネルに固定することによって、それ以上紙が縮んだり膨らんだりしないようにします。それが『水張り』と呼ばれる方法です。

顧問の實川がまずはお手本を見せます。

 

やり方を覚えて、いざ制作。

簡単そうに見えて、意外と難しい。

部員同士で『こうじゃないかな』『それはこうやるんだよ』と話し合いながら、一人一枚のパネルを完成させました。
(1番後ろの席に座っている部長は部屋の時計をすすんで直しています 笑)

 作品を描く前の支持体づくり。手間のかかる作業ですが、ひと工夫することで作品の魅力はグッと高まります。さて、このパネルにどんな絵を描いていきましょうか。

【美術部】個人制作:フルイド・アート

 毎週月曜日の部活動では部員たちがそれぞれ個人制作を行います。
自分の「つくりたい!」という気持ちを枠にはめず、ジャンルも様々に自由に制作しています。
今回は美術部副部長の個人作品の制作の様子をご紹介します!

  制作しているのは「フルイド・アート」。画面の中に流れ込む絵の具の混ざったり層になったりする表情が楽しい現代アートの一つです。

まずは好きな色の絵の具をつくります。その中に、ポーリングメディウムとシリコンオイルを混ぜます。

今回の作品の支持体はF50号のキャンバス。
大きな画面に思い切り絵の具を乗せて、キャンバスを傾けながら絵の具を動かしていきます。

 

流し込んだ絵具にドライヤーの冷風を強めに当て、さらに絵の具を動かし、色の重なりや交わりをつくっていきます。

 立ったり座ったりしながら全体のバランスを確認し、絵の具を足したり動かしたりして微調整していきます。
キャンバス、大きいですね。高校美術展に出品できる最大サイズです。

  今日の制作はここまで。絵の具が乾いたら、さらに手を加えていきます。
副部長は手や床を絵の具でぐっちゃりと汚しながら(最後にちゃんと掃除しました)、ニコニコ楽しそうに絵の具を流していました。
「制作がんばります!!」と元気いっぱいの意気込みも聞いたので、これからの作品の変化が楽しみです。

 

【美術部】わたしのスケブ

6月5日の美術部の活動です。全体会では、一人一冊、スケッチブックを配布しました。

自分のスケッチやエスキースを描き溜めると、一冊が終わるころに自身の成長を感じるものです。

この一年間でこの一冊は最低でも埋めることを目標にしました。

本日は、このスケブを愛着の湧くものにするために、装丁を「自分らしく」彩る活動をしました。

使用する画材は、マジック、コピック、ポスカなど。

本校には、漫画のカラーイラストなどに使用されるコピックマーカーが全色揃っています。

 

軽く装飾を施して終わり…のつもりで顧問は活動指示をしたのですが 笑

部員たちは想像以上にこだわり、凝ったイラストを描いていました。顧問もびっくりです。

 

結局本日のうちには装丁は完成しませんでした。次回の活動で引き続き制作します。

仕上がった素敵な作品たちをまたご紹介したいと思いますので、待っていてください!

 

 

【美術部】水彩画講習

 5月8日(水)、美術部は水彩画講習を行いました。
 絵を描くことは好きでも、絵の具による着彩が苦手…という生徒は美術部員にも多くいます。本日は基本的な色の関係性、絵の具の種類、筆の使い方、色の乗せ方などを学んだ上で、校内にあるモチーフを自由に選んで着彩練習を行いました。

 まず、顧問が色の関係性や絵の具の種類を黒板で説明します。

  筆の使い方や色の乗せ方・混ぜ方などはモニターを使用し実演しながら説明します。
その後、部員たちが、それぞれ好きなモチーフを求めて美術室の外へ。

昇降口から外の風景を描くことに決めた生徒

自分の手持ちのグッズを描く生徒

一番人気は、廊下に飾られたお花でした。

 学んだことを活かしながら、丁寧に描いています。「難しい」「うまくいかない」と話しながらも、楽しそうに制作をしていました。

【美術部】静物デッサン会

 毎週水曜日は部員の基礎力向上のため、課題制作に取り組みます。
5月1日(水)は、静物デッサンを行いました。

  石膏像や鴨のはく製などのモチーフを、それぞれ自由に選び描いています。
普段は活気あるにぎやかな美術部ですが、制作時は、緊張感のある雰囲気へと変わります。 

造形の捉え方、立体感を生み出す鉛筆の動かし方や色の付け方を学び、試行錯誤しながら制作を行いました。