今年の夏休みは45日間、とても長い期間でした。どのように過ごしたでしょうか。
学習講座や図書館で学習をして進学や検定合格に備えた人、
秋の大会や文化祭に向けて部活動に打ち込んだ人、
進路実現のために企業研究や履歴書の作成、面接の準備に励んだ人、
インターンシップやボランティア活動で社会との関わりを深めた人、
それぞれが、自分なりに多くの経験を積んだ夏休みになったら良かったと思います。
私は皆さんに機会があるごとに、「経験値を増やしてほしい」という話をしています。
1学期の終業式では、「井の中の蛙、大海を知らず」という言葉を紹介しました。
狭い井戸の中だけを世界のすべてと思い込むのではなく、広い世界に目を向けて欲しいという話でした。
新しいことに挑戦する積極的な気持ち。
半年後、1年後、卒業後、なりたい自分を想像して、活動してみること。
新しい出会いを大切にすること。
2学期以降、引き続き意識していて欲しいと思います。
「井の中の蛙、大海を知らず」、この言葉には続きがあると言われます。
「ただ空の深さ(青さ)を知る」という言葉です。
井戸の中の蛙は大海を知りません。けれども、毎日見上げていた空のことは、誰よりも深く知っているということです。広い世界を知ることも大切です。
それと同時に、今、自分がいる場所で努力し、これまで得た経験や考えを巡らせ、学びを深めることも同じくらい大切ということです。
さて、今月は大きな行事の「勾玉祭」があります。
文化祭では、自分たちが楽しむだけではなく、来場する方にも十分に楽しんでいただけるように協力していきましょう。
元気なあいさつ。
笑顔の対応や丁寧な言葉づかい。
仲間と協力する姿。
ルールやマナーを守る姿。
来場者はそうした皆さんの姿から、「桶川西高校はどんな学校なのか」を感じ取ります。「来てよかった」と思っていただきたいと考えています。
文化祭は、皆さんが本校で積み重ねてきた学びを発信する場です。
言い換えれば、皆さんがこれまで深めてきた「空の深さ」を来場者に見ていただく機会です。
ぜひ、一人ひとりが桶川西高校の代表であるという自覚を持ち、お客様を温かく迎え、本校の良さを存分に伝えてください。
皆さんの日常生活の中心は、桶川西高校での学校生活です。
私たちは縁あって、1日の大半を本校で送っています。
本校での生活を、一人ひとりが大切する2学期にして欲しいと思います。
(一部省略)