水族館ニュース
神々しい姿「ネオケラトドゥス」他 ~帰ってきた魚たち~
平成18年(2006年)2月から飼育を始めていた、本校ハートフル桶西水族館の看板魚「ネオケラトドゥス」が、本年4月のとある夜中、水槽から飛び出して死んでしまいました。
体長は飼育開始時の22㎝から4倍近い85㎝にまで、体重は3.7㎏にまで成長していたのに…。50年は生きるとも言われる魚だけにその早世は惜しまれましたが、このたび剥製としてよみがえり再び水族館の看板魚として帰ってきました
「ネオケラトドゥス」は現生の6種類の肺魚の中で、上陸して両生類に進化した系統に最も近い子孫と言われています。首都圏では、生体は上野動物園の両生類・爬虫類館に複数匹が飼育され、剥製は国立科学博物館に1体が常設展示されています。超レアな展示を是非ご覧ください。
また、ハートフル桶西水族館で飼育していたピラニアから突然変異で誕生し、10年間飼育した白いピラニアもしばらく冷凍保管しておりましたが、こちらも剥製として展示に加わりました。この白いピラニア(名付けてパールホワイト)の剥製は、ほぼ確実に当水族館でしか見られないと思います。
どちらの剥製も越生(おごせ)在住の魚類剥製作家 小林石水氏によるもので、生きている時の様子が100%再現されています。間違いなく一見の価値あり!是非見に来てください
【ハートフル桶西水族館】夏季休業中の開館日について
7月21日(木)より夏休みとなります。開館日と開館時間は以下の通りです。
平日 8:30~17:30(入館手続きは16:30まで)
土日祝日 休館
※令和4年8月11日(木)~16日(火)は学校閉庁日のため、お問い合わせには応じられません。また、新型コロナウィルス感染症の状況により、予告なく休館になる場合があります。
スッポンもよろしく
昨日、亀ハウスの紹介をしましたが、向かい側の水槽で飼育しているスッポンも健在です!
2017年10月から約5年経ち、体長5㎝から約30㎝にも成長しました。
こちらをクリックすると、科学部員が作ったピラニアの折り紙と戯れるスッポンの動画が見られます。
新コーナー(カメハウス)ができました!
この度、水族館に新しく「亀のコーナー」ができました。
場所は水族館入口のドアを開けてすぐ左側です。
上段 外来種のクサガメとミドリガメ(特定外来生物)
下段 在来種のニホンイシガメ
亀はイベントでお客様にとても人気者なので、これから桶西水族館へいらしてくださるお客様にも喜んでもらえることと思います。
亀の動画は こちら
ニホンヤモリの赤ちゃん誕生!
2021年6月29日、ニホンヤモリの赤ちゃんが桶西水族館に仲間入りしました。
4月25日に産卵した2個の卵が孵化し、早くも飼育している科学部員達や我々職員の心を癒してくれています(o^―^o)
ニホンヤモリの寿命は10年くらいといわれていますので、餌をちゃんと食べて無事大きく(大人の体長10~13㎝)育ってくれたらなぁと思います。
赤ちゃんヤモリの動画はこちら(6月30日撮影)