日誌

6.特色化企画事業とハートフル桶西水族館

 田部井校長先生自らが出向いての・・・

 田部井校長先生自らが出向いての何度かのプレゼンテーションの末に、多数の応募校の中から特色化企画事業としての指定を受けることが決まった。水族館としては、
1.放課後や長期休業中の一般公開
2.生徒による管理・運営
3.生命の多様性と脊椎動物の進化の学習
4.小中学校等との交流
を柱とし、それを実現すべく活動を開始した。まず名称を「ハートフル桶西水族館」とすることにした。「ハートフル桶西」という呼び名は以前、車椅子の生徒が入学してくる時に、生徒会の生徒たちが作ったもので、優しい心を大切にするその校風を水族館にもあやかることにした。1の放課後や長期休業中の一般公開については平成16年6月からの一般公開にむけて公開日時を検討し、各学期中の授業日は予約不要で毎週月・水・金曜日の15:30~17:30、長期休業期間中は平日の8:30~17:30で要予約とした。受付の仕方や案内表示などについても工夫した。2の生徒による管理・運営については、休部状態だった科学部を復活させ、生徒の入部を募った。部活にしてよと言っていた生徒を含めて5名の生徒が入部してくれた。そして、餌やりや日常の管理(水温のチェックや水槽の掃除など)、見学者への対応、説明等ができるようにした。3の生命の多様性と脊椎動物の進化の学習については、特に魚類から両生類を経て、爬虫類へと続く脊椎動物の上陸時の進化に重点を置き、パネル等の展示とその縮刷版としての冊子を製作した。4の小中学校等との交流については、サケの孵化・飼育と荒川への放流活動への参加を冊子等を作って配布し呼びかけた。また、児童・生徒の水族館に関連した作品などを展示するパネルを作って、水槽の上方に設置した。