2.水族館の充実
文化祭や学校説明会の時には多くの見学者が訪れるようになり、・・・
文化祭や学校説明会の時には多くの見学者が訪れるようになり、平成9年3月には全国教育新聞でも紹介された。毎年数本の水槽を増やし、教室の周りにぐるりと30本の水槽が並ぶようになった。メイン水槽は180×60×60(cm)で、他は殆どが120×45×45(cm)か90×45×45(cm)の水槽である。魚だけでなく、脊椎動物の上陸の進化が学べるようにと、肺魚に加えて、両生類のイモリや爬虫類のヤモリなども飼育した。繁殖することもたびたびで、平成13年2月にはまだ例が少ないとされるピラニアの繁殖にも成功した。育った約500匹のうち、約300匹を池袋のサンシャイン国際水族館に寄付した。そのピラニアはいまでも飼育されている。そして一般の方や小中学生などに貰われていった魚などが元気に育っていたり、2世が誕生したりという連絡は何よりの喜びであった。