2024年4月の記事一覧
【野草観察】
3年生の生物で、学校周辺の野草観察を行いました。
6種類以上は見つけよう!と歩き始めましたが、
それを大きく上回る数を見つけ、春を感じることができました。
ここからスケッチをし、同定をしていくようです。
【教員研修会】先生方もスキルアップ!
4月18日(木)、教員を対象としたICT研修会を実施しました。
今回は、本校で導入している「Metamoji ClassRoom」についての研修でした。すでに昨年度、数学、地理、国語の授業や総合的な探究の時間等で活用をはじめ、さらに多くの教科等での利用を目指しています。
昨年度より、埼玉県の指示により、全県でタブレットが導入され、その有効活用が求められています。本校には若くPCスキルに長けた教職員が多数在籍しています。今後が楽しみです。
【二者面談】まず生徒と話してみる
昨日、4月15日(月)から、個人面談が行われています。
担任の先生は、生徒個々をしっかり理解するために、丁寧に話を聞いてくれると思います。生徒の皆さんは、桶西で、何ができるようになりたいか、何を頑張りたいか、を伝えてください。
入学したばかりの1年生は、大人としゃべること自体、緊張するかもしれません。でも、頑張って!社会に出れば同じ年齢の人はほとんど居ません。上司、先輩、そしていずれ後輩が…。
学校の先生は「社会に出る前のトレーニング相手」遠慮せず、相談してみてください。我が桶西スタッフは「ハートフル」で対応します。
【2学年】将来visionはお早めに
4月11日(木)、2学年は進路オリエンテーションを実施しました。
生徒にとって高校生活は通過点に過ぎません。18歳で卒業したら過ぎに働き始める生徒もいます。現代は、売り手市場で、就職する側には有利となっていますが、企業さんも「できるだけ優秀な人材」が欲しい現実は変わりません。2学年は、そのことを生徒に伝えるために意識付けをスタートさせました。
進路指導部担当から「心構え」や「いまやるべきこと」を丁寧に説明しました。2年生では「就職するのか」、「進学してさらに学ぶのか」大きな方向性だけは決めさせます(もちろん迷うこともありますが…)参加した生徒は熱心にメモを取りながら聞いてくれました。
そういえば…。今日4月15日(月)、進路指導主事のもとに、警視庁採用センターのキャリア・アドバイザーさんが来てくれました。社会の「正義」を守る警察官、桶西生からも輩出したいですね。
対面式・部活動見学
1年生と2・3年生の対面式が行われました。
午後には部活動紹介のパフォーマンスがありました。
1年生は、明日まで部活動見学期間です。
地図を片手に、迷いながらも校舎内を回りました。
新しいチャレンジをしてみよう。
【春の交通安全運動】登下校は気を付けて
本日4月9日(火)、18時から桶川駅前において、春の交通安全運動に参加しました。
今日は雨と風の激しい午前中、桶川市役所を訪問して、桶川市長の小野克典 様、桶川市教育委員会教育長の岩田泉 様にお会いしました。その際、桶川西高校は、「桶川市川田谷地区の皆さんのご尽力で設立された学校」ですので、今後のご支援をお願いしてまいりましたので、本日、2度目のご挨拶となりました。
開会の挨拶において、上尾警察署長様のお話では、今年度はまだ死亡事故がなく、今後も現在の状態が継続するようご協力くださいとのことでした。またヘルメットの着用についてもお話がありました。本校の対応も考えなければならないですね。費用もかかることなので、PTA会長さんと相談したいと思います。
【課題テスト】まず頑張ってみる!
本日4月9日(火)、全学年で「課題テスト」に取り組んでいました。私はテストは苦手です。何歳になってもその気持ちは変わりません。生徒の皆さんと同じです。
全学年を見て回りましたが、入学2日目の1年生の様子を報告します。テスト中ですから、監督をする先生方に「見学させてください」とアイコンを送ると、皆さん「ニコッ」と対応してくれました。終了に近い時間でしたが、最後まで諦めずに頑張っていました。
テストの結果も大切ですが、私はそれよりも「最後まで諦めずに頑張る」ことのほうが、数倍大切だと思います。その姿勢こそが、社会で生きていく上で最も重要なことなのです。「できない」「わからない」は問題ありません。桶西の先生方ができるまで教えます。「やってみよう」「頑張ってみよう」とする生徒を本校は見捨てません。
第45回入学式 校長式辞
第四十五回 入学式 校長式辞
爛漫の花に彩られて、新しい季節がめぐってまいりました。
本日、この佳き日に、PTA会長様をはじめ、御来賓の皆様、並びに保護者の皆様の御臨席を賜り、令和六年度、第四十五回入学式を挙行できますことは、私たちの大きな喜びでございます。
御臨席の皆様に心から御礼申し上げます。
只今、一人一人、丁寧に、呼名させていただきました。六十六名の、大切な、新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。また、保護者の皆様、御子様の御入学、本当におめでとうございます。全教職員を代表して、心からお祝い申し上げます。
新入生の皆さんは、今日から、埼玉県立桶川西高等学校の生徒です。本校に三年間を託してくれた大切な、大切な「桶西生」です。栗原学年主任をはじめとする、我が信頼する桶西スタッフとともに、校舎に描かれている大樹のように、大地に、深く、しっかりと根を張ることのできる人材となってください。期待しています。
ここで、本校入学に当たり、二つ、皆さんに申し上げたいと思います。
まず第一は「いつでも、どこでも、何に対しても、一生懸命」であってほしい。若い皆さんには、無限の可能性があります。しかし、皆さんは、生まれてから十五年ほどの経験しかなく、まだ隠れる才能に気づいていない状態です。その才能を開花させてください。そのためには、失敗を恐れず、様々なことに積極的にチャレンジすることが大切です。大丈夫、私も多くの失敗を経て今があります。その経験が、今の私を支えてくれます。
先日、私の着任を聞きつけ、二十年前の本校の卒業生が会いに来てくれました。彼女は、私が指導するソフトボール部のキャプテンとして、三年間、汗と泥まみれになりながら、毎日を過ごしました。何事にも不器用で、いつも私に怒られていましたが、笑顔を絶やさず、苦手な勉強にも頑張り続けた生徒でした。今では卒業から働き続ける会社で昇進し、多くの部下を持つ立場になっています。私の自慢の教え子の一人であり、皆さんの先輩です。是非、皆さんも部活動や学校行事等、様々なことに積極的にチャレンジしてください。
第二は、「思いやりの心を大切にしてほしい」ということです。二十年程前、「ハートフル桶西」という言葉が、生徒総会で誕生しました。ハートがフルの状態、つまり、心が満ちあふれるということです。自分だけでなく、一緒に生活する友達、皆さんを支える教職員、そして毎日の登校を見守る地域の方々…。そのすべての心が満ちあふれるよう努めてください。そのためには、まず、気持ちのよい挨拶から始めましょう。朝、教室に入る時に「おはよう」、誰かに助けてもらったら「ありがとう」、そして、間違ったことをしてしまったら「ごめんなさい」と素直に言えることです。これは、これまで、それぞれ違った人生を送って来た初対面の人々が、良好な人間関係を築く第一歩となるはずです。
次に保護者の皆様に申し上げます。
私にも五人の子どもがいます。心配ばかり掛けさせられ、ただ夢中で育てて参りました。それでも我が子は愛おしい。そのことを十分に理解しているつもりです。これまで、大切に、無償の愛情をもって、育てて来られた御子様を、本日から三年間、お預かりいたします。我々、教職員は「学校のお父さん、お母さん」であろうと努めます。家庭のお父さん、お母さんと同じように、真剣に我が子に向かい合いたいと思います。駄目なことは駄目と伝え、挫けそうになった時には、頑張り続けられるよう支えます。是非、日頃から緊密な連携をとり、家庭と学校が同じ方向を向けるよう、御協力をよろしくお願い申し上げます。
結びに、本日御臨席を賜りました皆様に、重ねて御礼申し上げますとともに、新入生の皆さんの本校での高校生活が、充実したものになることを期待いたしまして、式辞といたします。
令和六年四月八日
埼玉県立桶川西高等学校長 長谷川 彰則
第45回入学式
4月8日午後、第45回の入学式がご来賓や保護者のご臨席を賜り、盛大に挙行されました。
本校を選んで入学してくれた新入生たちを待っていたように、校庭の桜がきれいに咲いてくれました。
これからの高校3年間、新たな友達を作り、体育祭や文化祭など、様々な経験を通じて、きっと皆さんは成長してくれることでしょう。少し不安があるかもしれませんが、大丈夫です。若くて熱意のある「桶西スタッフ」が、皆さんを支え続けてくれます。一緒に頑張りましょう。